雅なる世界
題名を見て、アーティストの雅-miyavi-だと思った人残念でしたー。(何)全く関係ないのさ。
やーついに借りてきてしまった!「源氏物語」。もう、ホント昔から読みたくて読みたくてたまらなかったのよ!!なんで、私平安京に生まれなかったのかしらん、ってくらい平安時代は好きだね。幕末もドラマチックで好きだけどさ。雅やかで美しくて馬鹿馬鹿しいほど貴族的な世界が源氏物語には描かれているのですよ。
語っちゃうよ。
最初は「桐壷」からですか。てか、この物語の魅力的なとこは人物だと思うよ。光源氏じたいはどうでもいいけど(ぇ)それを取り巻く女性の心情やら関係やら愛し方やらが、この物語の肝。だって、男性は何人でも愛せるけど女性は1人しか愛せないんだよ?自分の愛してる男には他にも女がいるわけ。だから一生懸命、気をひこうとするのね。それがいじらしいっていうか…。六条御息所なんて生き霊になって正妻(葵の上)や他の妻(夕顔)に取り憑いちゃうほどだし(未亡人なのにね)。ぐけけは結構、六条御息所が好きで、なんていうんだろー切ない人なんだよ。生き霊になって取り憑くとか、軽く言えば嫉妬な訳だけど、嫉妬って愛しすぎて沸いてくる感情だとぐけけは思うんです。だから、御息所は凄く光源氏のことを愛してたんだけど感情の出し方がうまくいかなかったんだよ。つか、源氏が会いに来ないのが悪いんじゃん!(そこ?)この女ったらしめ!!でも、それだけ沢山の女の人に愛されるほど魅力的な男性だったってことなんだと思うけど。
お話の内容もさることながら、登場人物の名前もとっても趣深い。男の人はそうでもないんだけどね。まず、光源氏のお母さんが桐壺でしょ。で、桐壺にそっくりな藤壺に正妻の葵の上、最愛の奥様の紫の上、他にも朧月夜とか夕顔とか空蝉とか。葵の上との子供は男の子だけど夕霧っていう綺麗な名前だったな。朱雀帝とか冷泉帝とか帝の名前もいいvv今で言う皇太子のことをこの時代には春宮っていったの。しゅてきだゎ。
あーぁ、そんな時代に生まれてみたかった。もっと日本という国を大切にしてほしいよ。なんて、そんなことを思ったぐけけでした。
映画見に行きてー。(関係無)今、ぐけけの中で邦画(しかもマイナーな映画館でしかやってない)が熱い。
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